ただいま、こちらの講座のご案内をしております。

 ★66歳定年延長コンサルティング講座
  http://seminar.zenshuren.net/20210725teinen/

先日は、シニア正社員の評価制度についてお話をさせていただき
ました。

シニア正社員の役割が「後進の指導育成」であることを考えれば、
現役時代のように「業績」や「能力」で評価するのでははなく、
「執務態度」を重視すべきであるということをお伝えしました。

そして、もうひとつ大事なポイントがあります。
それは「健康状態」をチェックすることです。

シニア正社員に活用してもらうためには、

 ・やる気(やりがい)を持って働いてもらう
 ・健康に働いてもらう

ということが非常に重要になります。

前者については、役割をきちんと認識してもらうことであったり、
「マイスター」といったような特別な称号を与えることで、
モチベーションの維持を図ることができるでしょう。

しかし、健康状態だけは会社の方でコントロールすることは
なかなか難しいのが現実です。

どんなに健康に気を配っていても、突然病気になるというのは
起こり得ることです。

しかも、高齢になると健康状態の個人差も大きくなります。

さらに言えば、加齢によって身体機能が低下するということは、
科学的にも証明されています。

 ★高齢者の身体機能等の現状
  https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/jinsei100_2_3.pdf

上記の報告書の中にも、以下のような記述があります。

 ・昔に比べて現在の高齢者が若返っているとはいえ、
  壮年者と比べて、身体機能の低下する事実は変わらない。

 ・脳血管疾患や虚血性心疾患の患者数は、加齢とともに増えて
  いく傾向にある

 ・脳血管疾患、心疾患等により死亡する就業者は減少傾向にあるが、
  60歳以上が約7割を占める

 ・脳・心臓疾患における労災認定事案のうち、40歳以上が約9割を
  占める

 ・雇用者100万人当たりでは、脳疾患、心臓疾患ともに50代での
  発症が最も多い

以上のことから、シニア正社員に会社の戦力として働いてもらう
ためにも、健康面での配慮が不可欠になると言えるでしょう。

そこで、シニア正社員の人事評価にあたり、「執務態度」とともに
「健康状態」という評価項目を入れておく必要があります。

評価をして昇給などに結び付けるかどうかは別にして、少なくても
年に1回はシニア社員の健康状態を確認できる仕組みを導入して
おくべきだと思います。

さらに、シニア社員の身体機能の低下を補うために、作業環境の
見直しをする必要もあります。

たとえば、以下のような対応です。

 ・視力の低下 → 大型のデジタル表示を使用する

 ・筋力の低下 → 台車やキャスターを利用する

 ・運動能力の低下 → コンベアの導入

 ・集中力、注意力の低下 → 高さや段差への注意喚起 

こうした対応をする企業であれば、

 ★エイジフレンドリー補助金
  https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09940.html

を活用することもできるかもしれません。

ただし、こちらは補助金ですので、審査の上で交付決定がされます
ので、必ず受給できるわけではありませんのでご注意下さい。

以上のように、シニア正社員制度を導入するにあたっては、
健康面に配慮することが不可欠になります。

こちらの講座では、シニア正社員制度を導入するための
「健康管理・安全衛生管理」の方法についてもお伝えします。

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  http://seminar.zenshuren.net/20210725teinen/

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