先週のメルマガで、

 経営者であるのなら、経営目標(売上計画)を立てて、
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 その目標を達成するための主体的・能動的な取組を
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 しなければならない
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というお話をしました。

もちろん、「目標」や「計画」を立てることの重要性というのは、
まったく変わることはありません。

しかし、これまで「経営管理」をきちんとしてこなかった人が
いきなり目標や計画を立てても上手く行きません。

その前に「やるべきこと」があるのです。
それは、今の状態(現状)を明確にするということです。

 「目標」が「行きたい場所」だとしたら、
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 「今の状態」というのは「現在地」です。
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たとえどんなに「行きたい場所」があったとしても、
「現在地」がはっきりしていなければ、そこに行くための
道筋がわからないでしょう。

たとえば、東京に行きたいというゴールがあったとしても、
今いる場所が北海道なのか、大阪なのか、沖縄なのかによって、
向かうべき方向も選択する交通手段も違ってくるずです。

あるいは、所持金がいくら(1万円なのか、3万円なのか、
10万円なのか)によっても、選択肢は変わってくるでしょう。

大阪から東京に行くのに所持金が1万円しかなければ、
新幹線に乗ることはできません。

そうなると、在来線で向かうのか、夜行バスに乗るのか、
あるいはどうしても新幹線に乗りたいのであれば誰かに
お金を借りるという方法もあるかもしれません。

このように、行きたい場所(目標)が明確であったとしても、
今の状態(現在地)を定義しなければ、手段(計画)を立てる
ことはできないのです。

なぜなら、目標設定(達成)というのは、

 「いつまでに、何を、どのレベルまで」

を明確に定義することだからです。

現在地をはっきりさせなければ、「どのレベルまで」という
ことを定義することができないのです。

では、企業(事務所)経営における「現在地」とは、いったい
どんなことを指すのでしょうか?

もちろん、「売上」というのは非常にわかりやすい現在地では
あります。

しかし、それだけでは「質的変化」に対する目標を設定する
ことはできません。

ここで言う「質的変化」とは、具体的には「商品・サービス」
や「顧客対象」のこと、すなわち「事業ドメイン」です。

よりシンプルな表現をすれば、

 今の事業は「誰に」対して「何を」提供しているのか?
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ということです。

あるいは、その中での「売上構成比(商品、顧客別)」は
どうなっているのか?

まずは、これをちゃんと押さえておく必要があるのです。

具体的には、次のような数字がきちんとわかっているかどうか、
ということです。

 ・売上(月次)
 ・売上構成比(顧客別)
 ・売上構成比(商品カテゴリー別)

この数字が押さえられていないのに、経営計画(売上計画)を
立てようと思っても難しいと思います。

たとえ計画を立てることができたとしても、
それは「絵に描いた餅」になってしまう可能性が大きいでしょう。

あなたは、事務所の「現在地」をきちんと把握していますか?

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