ご存知の方も多いと思いますが、先週パブコメが出ましたね。

 雇用保険法施行規則等の一部を改正する省令案
 https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000213481

内容をざっと見たところでは、ほぼ予想通りといったところ
ですが、私がもっとも注目したのは

 65歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)
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ですね。

特に、以下の部分です。

・60歳以上被保険者数の区分「1~2人」枠と「3~9人」枠を
 「10 人未満」枠に統合のうえ助成額を見直し。

・支給申請を行う事業主の負担軽減の観点から、助成金の支給
 手続から就業規則等の確認に関する事項を削除。

具体的には、

 60歳以上の雇用保険の被保険者10人未満の会社で、
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 定年を70歳に引き上げれば120万円、
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 66歳(5歳以上の延長)でも85万円が受給できます。
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しかも、これまで色々とナンクセを付けられていた就業規則の
確認も簡素化される(なくなる?)ようです。

そうであれば、この助成金は結構使えるのではないでしょうか?

もちろん、定年を70歳にすることに関しては難色を示す事業主
も多いと思います。

しかし、これはもう「時代の要請」です。
人生100年時代になれば、70歳定年はもはや既定路線でしょう。

だとしたら、いち早く助成金を活用して定年を70歳にしておく
というのが賢明な選択だと思います。

ただし、無条件で定年だけを延長するわけには行きません。

定年を延長するのであれば、賃金制度の見直しとセットで
検討をする必要があるでしょう。

折しも、4月からは同一労働同一賃金にも対応をしなければ
なりません。

パート社員や契約社員の処遇と併せて、定年後の継続雇用
社員(嘱託社員)の賃金についても、正社員との均等均衡
待遇が求められるのです。

ここにも、賃金制度見直しの必要性があります。

さらに言うのであれば、

 私は定年を70歳に延長するのであれば、
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 退職金制度は廃止するべきだと考えています。
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このように考えれば、定年を延長することをきっかけして、
賃金制度を抜本的に見直さなければならないタイミングに
なっているのです。

そして、「退職金制度の廃止」のような大ナタを振るうことが
できるチャンスというのは、このタイミングしかないと思って
います。

そこでポイントになるのが、「助成金の活用」です。

 定年を延長して支給される120万円(85万円)を使って、
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 賃金コンサルティングの提案をしてはどうでしょうか?
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近日中に、そのための講座のご案内をさせていただく予定です。

 令和3年度の助成金は「定年延長コンサル」で決まり?
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