冒頭でご案内をしました
社労士事務所の経営コンサルタント萩原京二の「最後の授業」
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ですが、私にはどうしても伝えたいことがあります。
それは、
これからの社労士ビジネスはこれまでとは全く違う。
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だから、先輩社労士のマネをしてもうまく行かない。
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ということです。
最大の原因は、「手続業務がなくなる」ということ。
社労士ビジネスの魅力は「顧問契約」が獲得できることですが、
その前提となっているのが書類作成・提出代行業務であることは、
疑いようのない事実でしょう。
しかし、その手続業務が「行政手続の簡素化」や「デジタル化」
によって、社労士に依頼しなくても良くなるのは当然の流れです。
つまり、社労士の仕事そのものが無くなってしまうのです。
まさに、「10年後になくなる仕事」のひとつです。
一方、先輩社労士のおもな収益源は、いまだに手続業務を中心
とした顧問契約です。
それだけではありません。
「就業規則の作成・見直し業務」もビミョーです。
なぜなら、「就業規則自動作成ツール」のようなものが登場
しているからです。
業種や社員規模などを選択すれば、その会社に合った雛形を
自動的に作成してくれるのです。
企業がこのようなツールを使ってタタキ台を作成して、
「先生、この就業規則の問題箇所を修正して下さい」
と依頼された場合、いくらの報酬をもらえるでしょうか?
就業規則の仕事はなくならないかもしれませんが、単価が
下がることは必至です。
では、「助成金ビジネス」はどうでしょう?
現時点(2021年1月)における助成金のニーズというのは、
「雇調金」がメインですから、新人社労士が手を出すのは
ちょっとハードルが高いように思います。
このように、2021年に開業する新人社労士にとっては、
これまでの「成功パターン」が通用しなくなってしまった
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ということなのです。
ただ、今はまだ「過渡期」なので、「昔のやり方」でもある
程度は通用する部分もあるかもしれません。
しかし、5年後、10年後を考えた場合には、そのやり方では
絶対にうまく行かなくなります。
それだけ、「ビジネス環境の変化」が激しいということです。
だとしたら、先輩たちの「昔のやり方」を踏襲するのではなく、
最初から「新しいやり方」で開業すべきではないか思うのです。
私が新人社労士(これから開業する人を含む)の皆さんに
お伝えしたいことというのは、このことです。
ちょうど今、昨年の社労士試験に合格した人たちは「開業塾」
に参加している頃でしょう。
しかし、そこで教えられていることは、旧態依然とした従来型
の社労士事務所の経営スタイルではないかと推測しています。
なぜなら、
彼らだって「これからの社労士事務所のあるべき姿」を
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明確に描けていないと思うからです。
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これは非常に危険なことだと思っています。
例えるのなら、LINEやインスタがコミュニケーションツールの
主流になっている今の時代に、Facebookのやり方を学びに行く
みたいなものです。
言葉は悪いですが、「うまく行かない方法」をわざわざ教えて
もらいに行きますか?って話です。
では、どうすれば良いのか?
私なりの「時代の読み方」をお伝えしたいと思っています。
2021年以降、社労士で開業して失敗をしたくない方は、
ぜひご参加下さい。
★萩原京二の「最後の授業」にエントリーをする
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