冒頭でもご案内をしました通り、ただいまこちらの対談ビデオを
無料で公開しています。
★新春特別対談 第1回ビデオ
https://roudou-adviser.com/online/20210101gaa.html
上記のビデオでは「2020年の振り返り」をした上で、
「2021年のビジネス展望」についてお伝えをしております。
結論から申しますと、私たちは
社労士業界には2021年も大きなチャンスがある!
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と考えています。
その理由は、すでにわかっているだけでも、以下のような顕在的な
ニーズ(法改正等への対応)があるからです。
・同一労働同一賃金への対応(賃金制度の見直し)
・70歳までの就労機会確保(継続雇用制度の見直し)
・ハラスメント防止体制の整備
これに加えて、コロナの影響による、以下のようなニーズもある
でしょう。
・雇調金の申請(休業計画の作成・実績の管理)
・業績悪化による人員整理、労働条件見直し
・労働トラブルへの対応(未払い残業代など)
・テレワーク(在宅勤務)の本格導入
ただし、この2つのニーズはまったく別物だと考えた方が良い
と思います。
なぜなら、
前者が「将来に向けての課題対応行動」であるのに対して、
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後者は「目先の問題解決行動」だからです。
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(ただし、「テレワークの本格導入」は前者になります)
もちろん、「目先の問題対応」は行わなければなりませんが、
次から次へと発生する問題対応に翻弄されてしまっていては、
中長期的な視点で人事労務管理を考えることはできません。
このような会社は、「モグラ叩き」をやっているみたいなもん
です。
一方、前者の会社は将来を「先読み」して、戦略的に経営を
考えることができています。
「変化の激しい時代」にどちらの企業が生き残るのかは、
言うまでもないことだと思います。
そして、ここからが重要なポイントになるのですが、
あなたの事務所はどちらの会社と付き合いますか?
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ということです。
こんな言い方をすると誤解をされてしまうかもしれませんが、
2021年以降の社労士事務所の経営を考えた場合には、
クライアント(顧問先)を「選別」する時代になる
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と私は考えています。
つまり、これからの社労士事務所の経営は、
顧客に対してどのような「価値」を提供するのか?
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ということと同時に
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どのような「顧客」と付き合うのか?
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ということが重要になる
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ということです。
ビジネスにおいて最も重要なことは、
「誰に(対象顧客)」対して
「何を(価値)」を届けるか?
を決めることであり、これを「コンセプト」と言います。
コンセプトとは、つまり「戦略」です。
これに対して、「販売方法(マーケティング、セールス)」
というのは「戦術」レベルの話です。
戦術は戦略に従う
という言葉があるように、「戦略」があってはじめて「戦術」
が成り立つのです。
繰り返しになりますが、これからは「誰を顧客にするのか?」
ということがとても重要になります。
ですから、社労士事務所と言えども顧客を「選別」しなければ
ならない時代に突入するでしょう。
だとしたら、2021年のあなたは
どのような顧客と付き合いますか?
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どんな顧客とは付き合うのをやめますか?
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