先日お伝えをしました通り、11月に私の新刊(11冊目)が発売
されます。
書籍のタイトルは、
『キミの生涯賃金2億円を守る!労働契約の方法』
となる予定です。(まだ確定ではありません)
今回の書籍は、私としては初めての試みになるのですが、
全編がマンガ本となっています。
ですから、私は著者ではなく「原作者」という立場です。
ちなみに、私はこれまで10冊の書籍を出版しており、
著書の累計部数は10万部を超えています。
そんな私が、なぜマンガ本を出版することにしたのか?
その理由は、今回の出版の目的は、これまでにないまったく
「新しいコンセプト」を世の中に広めることだからです。
それは何かと言うと、
「労働契約エージェント」という新しい職業
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です。
労働契約エージェントとは、会社(使用者)と社員(労働者)の
間に入って、中立的な立場で労働契約の締結支援を行う専門家に
なります。
イメージとしては、不動産を取引をする際に宅建士が「重要事項」
の説明するのと同じような感じです。
不動産取引というのは数千万円という高額になることが多いため、
国家資格者である宅建士が契約内容についてきちんと説明する
ことが法律で義務づけられています。
しかし、終身雇用を前提にすれば、労働契約というのもかなり
高額な契約になります。
生涯賃金は2億円とも3億円とも言われていますからね。
だとしたら、やはり契約内容をきちんと説明をする専門家が必要に
なるのではないでしょうか?
その役割を担うのが、「労働契約エージェント」です。
もちろん、社労士がそのポジションを獲得すべきだと考えています。
実は、この構想は今から5年以上も前から温めていたもので、
「労働契約エージェント協会」というNPO法人を設立して、
水面下で密かに準備を進めておりました。
そして、いよいよ今年から、労働契約エージェント協会としての
活動を本格的に始動することにしたのです。
まずは、「労働契約エージェント養成講座」の開催をします。
しかし、その前にひとつ解決すべき大きな問題があります。
それは、
労働契約エージェントという存在(職業)があるということを、
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一般の方は(会社も労働者も)まったく知らない
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ということです。
これでは、絶対にビジネスになりません。
ビジネスにならなければ、労働契約エージェントを目指す人は
誰もいないでしょう。
ですから、まずは「労働契約エージェント」の存在を世の中に
知ってもらう必要があると考えました。
そこで、「マンガ本を出版する」という方法を選択したわけです。
今回の書籍(マンガ本)は、労働契約エージェントを主人公に
した内容になっています。
マンガという設定であれば、そのような職業があったとしても、
誰も文句は言わないでしょう(笑)。
でも、マンガを読み進めるうちに
「労働契約エージェントが本当にいたらいいのになぁ?」
という気持ちになってもらえるようなストーリー展開になって
います。
ぜひ、楽しみにしていて下さい。