ただいま、在宅勤務制度を導入するための「7つのステップ」に
ついてお伝えをしております。
ステップ1 導入目的・基本方針の策定
ステップ2 現状把握・導入方針の決定 ← 今はココ
ステップ3 導入スケジュールの策定
ステップ4 社内管理体制の整備
ステップ5 社員教育
ステップ6 トライアル導入と評価
ステップ7 本格導入
これまで、
ステップ1の「導入目的&基本方針の策定」
ステップ2の「現状把握&導入方針の決定」
についてお伝えをしてきました。
残りまだ5つのステップがありますが、私たちが在宅勤務制度の
導入コンサルをする上で大事なのは、実はこの2つのステップ
なのです。
別の言い方をすれば、在宅勤務制度を導入して、きちんと運用が
できるかどうかは、ここまでのプロセスでほぼ決まってしまうと
言っても良いでしょう。
ですから、ここまでのプロセスにはじっくりと時間をかけて、
しっかりと取り組んでいただきたいと思います。
もちろん、私たちが提案しようとしているのは、
BCP(事業継続プラン)の一環としての在宅勤務制度導入
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ですから、「まずは導入をする」という考え方も重要です。
また、小規模事業所への提案の入口としては、ハードルをあまり
高くしない方がよいという考え方も、その通りでしょう。
しかし、コンサルタントの目線としては「今後のあるべき姿」を
イメージしながら導入を進めなければなりません。
クライアントに対しては、
「これからは原則、在宅勤務」
ということを前提にして、「仕事のやり方」「情報共有」
「顧客対応」「コミュニケーション」などを見直すことの
必要性を訴える必要があるということです。
そういえば、
チャットワークとZoomが連携できるようになった
https://blog-ja.chatwork.com/2020/07/zoom.html?m=1
という案内がありましたね。
これによって、チャットでやりとしている最中でも、
必要に応じてテレビ会議に切り替えることができるように
なりました。
わざわざZoomアプリを開いてURLを取得して、それをコピペ
する必要がなくなったわけです。
ただし、チャットグループ内で発行されたURLは1回限りしか
使用できないみたいなので、継続的なミーティングを開催する
場合には、これまで通りにZoomアプリでのURLを取得する必要
があるみたいです。
それでも、こうしたITツールが無料もしくは非常に安価に利用
できるということは、画期的としか言いようがありません。
このように、
ITツールはどんどん進化して行っていますので、
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それに合わせてビジネスやコミュニケーションのスタイルも
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変化をさせて行かなければならないのです。
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したがって、在宅勤務制度を導入するのであれば、
・情報共有ツール
・コミュニケーションツール
に関する「導入方針」についても明確にしておかなければ
なりません。
そのためにも、業務フローの分析を行い、仕事の進め方も
見直しをする必要があるのです。