ご存知の通り、概ね20名以下の小規模企業に関しては、雇調金の
申請手続が簡素化されるというアナウンスがありました。
これに対して、私の方では「雇調金申請マニュアル」を販売して、
皆さんにビジネスチャンスを掴んでいただきたいと考えています。
しかし、私が今回ご提供するのは、
「商品」も「顧客対象」もかなり絞り込みをしていますので、
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すべての企業に対して有効なビジネスモデルではありません。
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具体的には、次のような顧客を想定しています。
・社員数20名以下の小規模企業
・社員構成は正社員とパート社員
・4月8日以降に社員を休業させている
・これまでは資金繰りが厳しく休業手当を支払っていない
・休業手当を支払っていないことを申し訳なく思っている
・しかし、銀行融資を受けて当面の資金繰りに目途がついた
・売上回復のために社員に頑張って働いてもらいたい
・助成金が出るのであれば今からでも休業手当を支払いたい
・会社負担が同じならば休業手当の支給率は100%にしたい
・社労士に高額な報酬を支払ってまで依頼したくない
・でも、情報収集のために多少のお金なら支払う気がある
・ある程度の事務処理(書類作成)能力がある
このような「顧客対象」に対して、以下のような「商品」を販売
するというビジネスです。
・申請書の書き方を説明したマニュアル
・マニュアルの内容を解説したビデオ
・添付書類を作成するためのツール(エクセルシート)
・販売価格は3万円~5万円(税別)
このように、「顧客対象」と「商品」が明確になっていますので、
あとは「どうやって販売するのか?」を考えれば良いだけです。
一番わかりやすいのは、「ダイレクトメール」を送るという方法
ですね。
たとえば、
社員20名未満の会社が、専門家に高い報酬を支払わずに、
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自力で助成金が申請できるマニュアルを販売します!
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みたいなキャッチコピーでFAXDMを配信します。
予想としては、10,000通のFAXDMで5件程度の申込み(0.05%)が
あるとのではないかと思っています。
仮に、マニュアルを5万円で販売すると売上は25万円。
FAXDMのコストは5万円程度。
投資額に対して、5倍のリターンです。
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しかも、マニュアルを販売するだけですから、全国を対象に営業
することが可能です。
25万円のリターンを再投資すれば125万円。
さらに、その125万円を再投資すれば625万円(500万円の利益)。
こんな感じのビジネスになります。
もちろん、FAXDMではなく、ネット上で広告やSNSを活用して集客を
するという方法もあるでしょう。
今だったら、オンラインセミナーを開催して、そこに集客をする
という方法も考えられます。
だって、社労士が公開しているYoutube動画は何万回も再生されて
いるんですからね。
それだけ「雇調金」というキーワードは、ネット上ではバズって
いるのです。
あるいは、あなたが税理士や保険営業マンと懇意にしているなら、
「チラシ」を作成して、それを渡して配布してもらうという方法も
良いと思います。
これなら、ほとんどコストはかかりません。
このように、「顧客対象」と「商品」が明確になっていれば、
具体的なマーケティング手法を実践することができるのです。
ただし、ここで気をつけていただきたいことは、
こちらが想定している顧客対象以外には、
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まったくヒットしない(反応が得られない)
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ということです。
たとえば、以下のような層にはまったく効果がないでしょう。
・社員50名以上の会社(簡素化の対象とならない企業)
・すでに雇調金の申請をしている会社(マニュアルは不要)
・そもそも休業手当を支払う気がない(支払えない)
・マニュアルをちゃんと読まない、ビデオを観ない
・事務処理能力が低い(やる気がない)
・お金は1円も支払いたくない(無料で教えて欲しい)
・助成金を資金調達の手段だと誤解している
・社員を雇っているのに労働保険の適用をしていない
そして、この時の重要なポイントは、
上記の人たちにマニュアルを販売しようとしてはいけない
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ということです。
普段の業務であれば、
どんな案件でも、相談を受けたら対応しなければならない
と思っている方が多いと思いますが、今回のビジネスは
こちらが想定している顧客対象以外は一切対応しない
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という真逆の考え方になります。
しかし、本来の「マーケティング思考」というのはそういうもの
なのです。
ただし、このような「プッシュ型」のマーケティングができるの
には、ひとつだけ大きな条件があります。
それは、「顧客ニーズが高い(売り手市場である)」ということ。
幸いにして、現在は「雇調金」というキーワードにとても大きな
ニーズがあります。
だから、今が絶好のチャンスなのです。
こんな機会は滅多にありませんからね。
8月頃までの「期間限定のビジネス」ですから、マーケティングを
実戦形式で勉強するつもりで、取り組んでみてはいかがでしょう?