このところ、「開業ネタ」についてお伝えをしております。
これまで、
「実務を学ぶために社労士事務所に勤めるべきか?」
「社労士事務所に務めることの弊害」
などについてお話をしてきました。
本メルマガ読者の中には、現時点で社労士事務所に勤務されて
いらっしゃる方もおいでかと思いますので、気分を害されたので
あれば申し訳ありません。
あらかじめお断りをしておりました通り、あくまでも私の個人的な
意見を述べているだけですので、その点についてはご容赦下さい。
では、もし社労士事務所に勤めてから開業するという場合には、
そこでいったい何を学ぶべきなのでしょうか?
やっぱり「実務」を学ぶべきなのでしょうか?
もちろん、それも大事なことだと思いますが、私のこれまでの発言
からすると、そうではないことはおわかりですね。
もし、あなたが社労士事務所に勤務している(これから勤務しよう
としている)のであれば、あなたが学ぶべきことはズバリ
所長先生が顧問先(経営者)とどのような話をしているか?
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ということです。
これは、顧問先との打合せなどに同行をさせてもらわなければ、
絶対に知ることができない貴重な情報です。
だから、この極秘情報を入手することができるのは、社労士事務所
の職員である、あなただけです。
せっかく社労士事務所に勤めているのなら、これを盗まない手は
ありませんよ。
あるいは、新規顧客との商談の場に同席させてもらいましょう。
そして、
所長先生は、どのような順番で、何を話して、
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どんな資料を使って説明しているのか?
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ということについて、徹底的に観察をします。
だって、これこそが「リアルな顧客開拓ノウハウ」だからです。
実務のノウハウなんて、専門書を読んだり、役所に聞いたり、
先輩社労士に教えてもらえば何とかなるものです。
ですから、そんなことを学ぶために社労士事務所に就職しても
仕方がありません。
もし、あなたが社労士事務所に就職する(あるいはすでに就職して
いる)のであれば、
あなたが学ぶべきことは「リアルな商談ノウハウ」
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だと思います。
こればっかりは、社労士事務所で働かなければ得ることができない
「とっておきのノウハウ」かもしれません。