昨日は、

 開業社労士には「セルフコントロール力」が必要である
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

というお話しをしました。

それは、自分の意思で感情、思考、行動を抑制する力であると
ともに、自らを躾ける「自律心」でもあります。

しかし、開業しても他者に依存しようとする人が多いこと。
私は、これは「社労士受験予備校」の弊害だと思っています。

社労士資格の取得を目指すためには、資格予備校に通うのが
一般的です。(私も通いました)

こうした受験予備校にはカリスマ講師と言われる人がいて、
教え方がとっても上手だったりします。

また、親身になって個別の相談に乗ってくれたりもします。
なぜなら、彼らはそれが「ビジネス」だからです。

つまり、受講者は「お客様」なわけです。

だから、受験予備校の講師は受講者が理解できるように教える
義務があります。

それがわかっているので、受講者の方も自分が理解できないと
「講師の教え方が悪い」と文句を言ったりします。

まぁ、お金を払って学校に行っているのですから、それは当然の
権利なのかもしれません。

しかし、このシステムが当たり前だと思ってはいけません。

なぜなら、社労士試験に合格してから受講する「ノウハウ講座」
の場合は、決して手取り足取り丁寧にお教えてくれるわけでは
ないからです。

「ノウハウ講座」の場合は、たとえお金を支払って講座を受講
したとしても、あなたは「お客様」ではなくて「教わる立場」
になるのです。

もちろん、講座主催者がきちんとしたノウハウを提供することは
大前提ですが、そのノウハウを理解してマスターするのは受講者
である「あなたの責任」だということ。

しかし、残念ながらこの「教わるマナー」を理解していない人も
結構いらっしゃいます。

あるいは、こんなケースもあります。

受験予備校で「カリスマ講師」の指導を受けて、晴れて試験に
合格をした人は、その先生に対して絶大な信頼をおいています。

そして、多くの受験予備校では合格発表が終わったオフシーズン
(12月~2月頃)になると、

 「社労士開業塾」

みたいなものが開催されます。 

そうすると、

 「○○先生に教えてもらって社労士試験に合格したので、
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  開業についても○○先生に教えてもらおう」
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という人たちが少なからず出てきてしまいます。

でも、よく考えてみて下さいね。

 受験予備校で社労士講座の講師をしている先生は、
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 開業社労士として(つまりビジネスの世界で)
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 大きな成果を出されている人ですか?
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 あなたが開業ノウハウを学ぶのに、
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 本当にその人がベストだと思いますか?
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つまり

 社労士試験に「合格するための勉強」と

 社労士で「開業して成功するための勉強」とは、

まったく違うということなのです。

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