ただいま、
アポ取りが嫌いで保険会社をクビになった私が、
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どのようにして顧客を開拓し、契約を獲得してきたのか?
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ということについてお伝えをしております。
開業当初の私は、助成金のサービスを月額5万円の顧問契約で、
しかも2年間縛りで提供していました。
『まずは助成金をきっかけにして2年間の顧問契約を結んでもらい、
その2年間でどれだけ満足してもらえるかが勝負だ。
満足していただければ、その後も契約を継続してくれるはず』
というのが私の作戦だったのです。
そして、次々と顧問契約を獲得することができました。
とにかく、物凄いニーズがあったので、新規の契約を獲得するので
忙しかったことを思い出します。
また、雇用保険に加入していない会社も多かったので、労働保険の
新適や雇用保険の設置なども並行して行っていました。
そうこうしているうちに、助成金の支給申請のタイミングがやって
くるようになりました。
私1人で50社位の顧客を抱えていましたので、とにかく毎月毎月
支給申請で走り回っていた感じです。
当時の助成金の申請期限は1ヶ月しかありませんでしたので、
「申請遅れ」がないようにすることで精一杯でした。
だって、1日でも申請が遅れたら損害賠償ものですからね。
このように、多くの顧客と「顧問契約」を交わしたものの、
私自身は助成金の申請業務で走り回っており、顧問先に対して
何のサービスも提供できていなかったのです。
毎月毎月、何もしていないのに、顧問先に対して請求書だけを
送る日々が続いたのです。
正直、心が痛みました。
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何もサービスを提供していないのに、毎月毎月お金をいただくという
「罪悪感」に悩まされることになったのです。
しかし、今になって思い返してみると、「何もしなかった」のでは
なく、
「顧問契約をして、何をすれば良いのかわからなかった」
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というのが正直なところです。
多くの社労士は、顧問先から手続の依頼を受けたり、質問や相談が
あれば、それに対応していると思います。
しかし、顧問先から何も言われなければ、こちらからは何もしない
という人が多いように思います。
つまり、「受け身」の対応です。
しかし、それでは「何もしないのに顧問料だけをもらう顧問先」が
発生してしまいます。
ちなみに、私が助成金で顧問契約をしていただいた顧客は2年後に
どうなったと思いますか?
もちろん、それで契約終了です。
私が当初考えていた「作戦」は見事に失敗したのです。
あなたには、「受け身」の対応をしている顧問先はありませんか?