ただいま、
アポ取りが嫌いで保険会社をクビになった私が、
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どのようにして顧客を開拓し、契約を獲得してきたのか?
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ということについてお伝えをしております。
「顧客開拓にはお金がかかる」という話をしました。
特に、「ツール」を活用するのであれば尚更です。
そこで考えなければならないのは、「費用対効果」です。
そう、「コスパ」(コストパフォーマンス)ですよ。
たとえば、FAXDMでセミナーに集客をする場合を考えてみましょう。
あなたは、1件6円で10,000通の配信をして10人の集客をしました。
会場代に4万円かかったので、合計で10万円の費用が発生しています。
ということは、10万円を使って10人を集客したわけですから、
1人あたり10,000円の「集客コスト」
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が発生したことになります。
そして、セミナーに参加した10人のうち、2人から就業規則の
見直しの契約を獲得したとしましょう。
10万円のコストをかけて2件の契約獲得ですから、
1件あたりの「契約獲得コスト」は50,000円
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です。
また、2件の契約がそれぞれ、10万円、20万円だったとすると、
合計で30万円の売上があがったことになります。
10万円のコストをかけて30万円の売上ですから、
「投資回収率」は300%(30万円÷10万円×100%)
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ということになります。
このように、顧客開拓にはコストがかかるのです。
特に、ツールを活用して顧客開拓をする場合には上記の指標を
常に意識しておく必要があるでしょう。
ところで、私たち社労士のビジネスには「仕入れ」がありません
ので、粗利(売上ー原価)は限りなく100%に近くなります。
だから、「コスト意識」がルーズになりがちです。
しかし、契約を獲得するためには「顧客獲得コスト」という
経費がかかることを忘れてはいけません。
たとえば、上記の事例で仮に売上が5万円しかあがらなかったら、
結果は「赤字」ということになってしまいます。
お金と労力をかけてセミナーを開催したのに、結果が赤字だった
としたら、何のために苦労をしたのかわかりません。
ですから、顧客開拓を目的にセミナーの開催をするのであれば、
絶対に契約を獲得して「利益」を確保しなければならないのです。
そして、常に「集客コスト」や「顧客獲得コスト」「投資回収率」
といった指標を確認しながら、改善活動を続ける必要があります。
あなたは営業活動の「コスパ」を把握していますか?