「来年の事を言えば鬼が笑う」

という「ことわざ」があります。

これは、

 「将来の事やこれから先のことについて、あれこれ言っていても
  何の価値もない」

 「未知な事をいくら述べても意味がない」

という意味で使われています。

将来の事なんて誰にもわからないのだから、「来年という未来」について
あれこれ言っていると、普段怒ってる鬼ですら馬鹿にして笑ってしまう
という事のようです。

ところで、なぜ「来年の事を言うと鬼が笑う」のでしょうか?

これには諸説があるようですが、有力だと思われるのは、

 「鬼は人間の寿命を知ってるから」

という説です。

その昔、鬼が人間の寿命を司っていて、鬼は人間の寿命を
知っているとされていたようです。

そんな鬼がある時

 「来年は○○するぞ」

と来年の意気込みを言っている人間を目にしました。

しかし、鬼はその人の寿命が今年中に尽きる事を知っていたので、

 「今年中に寿命が尽きるのに、なぜ来年のことを語っている」

と笑ったいうのが、この「ことわざ」の由来だとされています。

たしかに、未来がどうなるのかは誰にもわかりません。

だから、「今できる事を一生懸命やることが大事」という教えには、
それなりの説得力があるようにも思えます。

しかし、ビジネスの世界において、この考え方はとても危険です。
なぜなら、未来に起こることはある程度予測できるからです。

たとえば、私たち社労士業界に関係するところでは、2021年4月までに
労働・社会保険関係の手続業務が電子申請化されることが決まって
います。

そうなると、手続業務を中心とした顧問業務はなくなってしまいます。

だとしたら、それに代わるサービスについて今から考えておく必要が
あるでしょう。

それをやらずに、「目の前の仕事を一生懸命にやる」というのでは、
それこそ鬼に笑われてしまいますよ。

だから、私は「未来をデザインする」ことが大事だと考えています。

具体的には、

 『10年先を予測しながら、今何をすべきかを考える』

ということです。

 あなたが今やっている業務は、10年後にどうなっていますか?

私が尊敬するピーター・F・ドラッガー教授の言葉です。

 変化はコントロールすることができない。
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 できるのは、変化の先頭に立つことだけだ。
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私は常に「変化の先頭に立つ人間」でありたいと思っています。

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