昨日は、顧問先に未払い残業代が発生していることを知りながら、
それを見て見ぬふりをしている社労士がたくさんいる、という
話をしました。

もちろん、私もそのような人たちの立場を理解できないわけでは
ありません。

 「自分は手続業務だけの顧問契約なので、給与計算業務の
  依頼は受けていない(だから関係ない)」

 「社会保険にも加入させていない社員がいる会社なのに、
  残業代を法律通りにきっちり支払うわけがない」

こんな「言い訳」や「愚痴」「不満」があることも知っています。

しかし、それでも私は敢えて言わせてもらいます。

 顧問先に対して未払い残業代があることを指摘することは、
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 顧問社労士としての「義務」である、と。
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また、そうすることがあなた自身の立場を守ることにもなります。

なぜなら、顧問先が監督署の是正指導を受けて、多額の残業代の
支払いを求められた時に

 「何でこんな大事なことを教えてくれなかったんだ!」

と社長から文句を言われるのは、顧問社労士のあなただからです。

ところで、話は変わりますが、私たちのグループでは以前、

「社会保険料適正化ビジネス(社会保険料を削減するサービス)」

を行っていました。

このサービスは、「社会保険料のしくみ」を利用することによって、
社会保険料を合法的に安くする方法でした。

社労士の私たちが提案するのですから、違法なことや怪しいことは
一切ありません。

その当時に流行っていた

 「海外に会社を作る」

 「100円のボーナスを年に4回支払う」

という方法ではないのです。

標準報酬のしくみを利用した、本当に正攻法なやり方をしていました。

このやり方は、企業にとっても社員にとってもデメリットのない手法
であると、私は今でも胸を張って断言できます。

だから、自信を持って提案をさせていただきましたし、導入した会社
(経営者)には本当に喜んでいただきました。

でも、今はもうこのサービスは提供していません。

なぜなら、

 「社労士が社会保険料を安くするなんて話をしてはいかん」

と社労士会からの指導があったからです。

曰く、「社労士の倫理規定」に違反するのだそうです。

もちろん、納得はできませんでしたが、社労士会が言わんとする
ことは、なんとなく理解できました。

しかし、この指導のおかげで、私のビジネスは数千万円の損害
(将来得られるはずの利益損出)を受けることになったのです。

私はともかく、一緒にやっている仲間(社労士)の立場を守る
ために、私は断腸の思いで苦渋の決断をせざるを得ませんでした。

そんな経験をした私ですから、「未払い残業代問題」について
声を大にして言いたいことがあります。

 未払い残業代があることを知っていながら黙認することと
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 社会保険料を合法的に安くする方法を提案することの
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 どっちが悪いのでしょうか?
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未払い残業代というのは明かに「法律違反」です。
でも、社会保険料適正化は「倫理違反」です。

もちろん、倫理違反をしてもよいということを言っているの
ではありません。

いったい、どっちが悪いのか? という話をしています。

それなのに、なぜ社労士会は

 「顧問先に未払い残業代があることを知っていながら、

  指導をしないのは社労士としての倫理違反である」

と言わないのでしょうか?

だから、私はこれから未払い残業代問題の解決に向けて、
本気で取り組む覚悟を決めました。

私と一緒に、このプロジェクトに参加していただける仲間を
募集します。

私の決意に賛同していただける方は、ぜひ出版記念セミナーに
ご参加下さい。

 ★未払い残業代撲滅プロジェクトに参加する
  http://supervisor-ex.com/L71358/v527/81681

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