社員20名以下の小規模な会社を攻略するためには、社長と直接話し
ができなければなりません。
しかし、
社長と会っても、どんな話をすれば良いのかわからない
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という人がとても多い。
その理由は、あなたが
自分がしゃべりたい話を社長に一方的に伝えようとしている
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からだ、という話をしました。
あなたにも、思い当たることがあるのではないでしょうか?
では、社長と会って話をするためにはどうすれば良いのか?
実は、それはとても簡単なことです。
あなたが一方的に話をするのではなく、社長に話をしてもらう
ようにすれば良いだけなのです。
そう、あなたが一方的に話をするのではなく、あなたは社長の
話を「聴く」ことに徹するのです。
わかりますか? 「聞く」ではなく「聴く」のですよ。
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「聞く」というのは、音声が自然に耳に入ってくることです。
「聴く」というのは、積極的に耳を傾けることです。
つまり、社長の話を「音声として認識する」のではなく、
「内容を理解する」ように真剣に話を聴くということ。
そもそも人間というのは、自分のことに興味を持って
話を「聴いてくれる人」に好意を持つ
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という習性を持っています。
また、社長という「人種」は、自分のビジネスのことについて、
聴いてもらいたいと思っている人がとても多いのです。
しかし、そうした社長の「武勇伝」を真剣に聴いてくれる人は
ほとんどいないのです。
だから、あなたがその「聴き役」になってあげて下さい。
でも、どうやったら社長の話の「聴き役」になればいいのか?
実は、それも簡単なことです。
適切な「質問」をするだけでいいのです。
どんな質問をすれば良いのかわからない?
仕方がありません。それも教えてあげましょう。
社長が勝手に話し出す「魔法の質問リスト」がこれです。
★現在の事業内容(複数の事業がある場合はそのすべて)
★顧客や取引先のこと
★業界のこと(市場の環境や競合のこと)
★会社の沿革(創業の経緯やターニングポイントなど)
★これまでの実績
★これまでに一番苦労したこと
★それをどうやって乗り越えてきたのか?
★事業に対する想い
★社員に対する想い
★今後のビジョン
★会社の業績(決算内容、財務内容)
★事業計画
★事業計画を達成するための戦略や課題
あなたが、これらの質問を上手に使いこなせることができれば、
何もしなくても社長の話は止まらなくなります。
だって、本当は話したくて仕方がなかったのですから。
そして、気持ちよく話をさせてくれて、真剣に話を聴いてくれた
あなたのことを、社長は大好きになります。
社長があなたのことを好きになりすぎて、ストーカーになっても
私は一切責任を負えませんので、悪しからず。