社労士を取り巻くビジネス環境は、劇的に変化しています。
だから、あなたの事務所の戦略を今すぐ見直す必要があります。
今、私がお伝えしていることは、こういうことです。
私がこのような話をする背景について、これまでお伝えしてきた
ことを、少し整理してみましょう。
行政手続の効率化で、手続業務が不要になる。
HRテックの台頭で、小さな会社も自社で手続きができる
書類作成・提出代行型のビジネスモデルが成り立たなくなる
この大きなトレンドについては、あなたも異論がないと思います。
「その時」はいつやってくるかわかりません。
でも、確実にやってくることは間違いありません。
だったら、今から「その時」に備えておく必要があるでしょう。
じゃあ、いつやるのか? 「今でしょう!」
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ということですね。
ここで問題になるのが、
「どうすればよいのか?」「何から始めればよいのか?」
ということだと思います。
そのことが分からないために、「はじめの一歩」を踏み出すことが
できない人も多いのかもしれません。
しかし、厳しい言い方になりますが、それを決断することこそが
経営者の仕事なのです。
何をするのが「正解」なのかを求めて何もしないのではなく、
大事なことはとりあえず「行動」をしてみることです。
「行動」をすれば、必ず「結果」のフィードバックがあります。
実際に「行動」をしてみて、上手く行かないということがわかる
ということも、立派な「成果」です。
成功の反対は失敗ではない。行動しないことだ。
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まずは、あなたの事務所の「現状」をきちんと「分析」して下さい。
次に、今後の事務所経営の大まかな「方向性」を決めます。
「実務系」で展開するのか、「経営」の中に入り込むのか?
そして、具体的な「数値目標」と「行動目標」を設定します。
ここまでが、「PDCAサイクル」の「P(計画)」です。
この「P(計画)」がなければ、「D(行動)」をすることが
できません。
「D(行動)」がなければ、「C(検証)」や「A(改善)」が
行われることもありません。
つまり、「P(計画)」がなければ「PDCAサイクル」を廻すことも
できないのです。
あなたの事務所には、「P(計画)」がありますか?