ただいま、最近のHRテックツールについてご紹介をしています。
本日は、モチベーション関連のツールについて見てみましょう。

 Geppo(ゲッポウ)
 http://supervisor-ex.com/L71358/v527/11251

従業員のコンディション変化を発見するためのツールです。

このツールを提供しているのは、あの「リクルート」と
「サイバーエージェント」の新規事業開発プログラムによって
生まれたHRテクノロジーカンパニーです。

サイバーエージェントで3年間運用され、いくつもの実績を残して
いる組織診断ツールをベースに、リクルートの人材事業ノウハウを
詰め込み、より洗練されたツールに仕上げました。

定期的に社員へのアンケート調査を行い、それを定点観測することで、
今までの組織サーベイでは実現できなかった人事上の課題を解決する
というコンセプトです。

全国就業実態調査(JPSED)から退職・休職の要因を導き出し、たった
「3つの質問」で多くの人事課題を網羅できるように設問が設計されて
います。

<3つの質問>

 ・仕事満足度に関する質問

 ・人間関係に関する質問

 ・健康に関する質問

従業員は毎月たった3問の設問に回答するだけで、Geppoシステムが
データの集積、変化のトラッキングを行います。

さらに、従業員のフリーコメントもオペレーターが全文読み込んで、
適切な担当者に引き継ぎます。

このデータを蓄積して、以下のような場面で活用します。

 ・適材適所の配置

 ・体調不良へのケア

 ・退職リスクの発見

 ・経営、組織への提言

 ・環境、設備改善

 ・人間関係の悩み改善

社員の健康管理やモチベーション管理は、これまで日頃の仕事ぶりを
チェックしながら、上司や人事部が行っていました。

しかし、全社員の心の状態を把握できていたわけではありませんので、
こうしたツールが登場したことは歓迎すべきことだと思います。

この領域にはベンチャー企業などの参入も多く、こんな会社もあります。

 WEVOX
 http://supervisor-ex.com/L71358/v527/21251

こちらのサービスは、社員1人あたり月額300円で利用でき、初期費用も
かかりません。

私たち社労士が、新規見込客のアプローチツールとして活用するのも
面白いのではないかと考えております。

ところで、人事領域でこうしたテクノロジーの活用が加速するのはとても
良いことなのですが、私たちが認識をしておかなければならないことが
あります。

それは、従業員の「健康」や「モチベーション」の問題は

 ツールを導入しただけでは根本的な解決にはならない
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ということです。

従業員にまつわるデータが一元的に蓄積され、リアルタイムにアクセス、
可視化できることはとても便利です。

しかし、そのデータを活用して意思決定をするのは、やはり人間だと
いうことです。

最近では、人材に関連したあらゆるデータを元に、採用、教育、評価、
報酬、組織開発など人事業務を網羅的にサポートするシステムなども
登場しています。

たとえば、「AIが自動で面接」というと聞こえは良いですが、そのため
には過去の採用面接での実績や入社してからのパフォーマンス等のデータ
が蓄積されていなければ、AIに正しく学習をさせることはできません。

そして、実際に「採用する」という意思決定をするのは人間です。

AIなどのテクノロジーを活用するにあたっては、ツールとしての利便性
だけでなく、人事業務の全体を見据えて導入・運用することが重要に
なるのです。

こちらの<特別講演会>では、そんな話をしてもらう予定です。

 【特別講演のご案内】9月5日(水)開催!

 AI時代を生き抜くための社労士事務所の経営戦略
 http://supervisor-ex.com/L71358/v527/31251

間もなく受付終了となります。

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