テクノロジーが進化すると士業の仕事がどうなるのかについて、
私たち社労士よりもさらに深刻なのは税理士業界です。

金融業界では、IT技術を活用した新たなサービスが次々と
登場しているからです。

これは「FinTech(フィンテック)」と呼ばれています。

金融を意味する「Finance(ファイナンス)」と、
技術を意味する「Technology(テクノロジー)」を
組み合わせた造語です。

このフィンテックの台頭によって、大きな影響を受けている
のが税理士業界なのです。

昨日も、三菱UFJ銀行がクラウド会計大手のフリーに出資する
という新聞報道がありました。

クラウド会計の強みは、その即時性の高い情報量にあります。

たとえば、企業が銀行口座と連動した会計ソフトを使うことで、
取引先や仕入先の入出金や経営者の飲食費まで一元管理ができる
ようになります。

そのデータを人工知能(AI)が項目ごとに仕訳して、財務諸表を
ほぼリアルタイムに作成します。

こうしたクライド会計システムは、導入コストの低さや利便性を
武器にして、ここ数年でどんどん普及しています。

フリーを利用する中小企業や個人事業主は、すでに100万社を超て
います。

同様のクラウドサービスを提供している弥生やマネーフォワードも、
利用者が急拡大しています。

こうしたクラウド会計システムの台頭によって、大きな打撃を受けて
いるのが税理士業界なのです。

なぜなら、記帳代行や財務諸表を作成する仕事がどんどんなくなって
しまっているからです。

もちろん、会計処理と税務処理は違いますので、税理士の”本業”
である税務申告の仕事はすぐになくなるわけではありません。

しかし、個人事業主や小規模企業の記帳代行業務が収益の柱になって
いる税理士事務所は少なくないのです。

クラウド会計システムの普及によって、こうした税理士事務所の
売上は激減しています。

このように、テクノロジーが進化することによって、私たち士業の
仕事がどんどん奪われてしまっているのです。

もちろん、社労士業界も例外ではありません。

人事労務管理の分野では、この2~3年で「HRテック」と呼ばれる
テクノロジーが急速に普及し始めています。

この「HRテック」の最新情報を知っておくためにも、ぜひ以下の
講演会に参加して下さい。

これからの時代は、テクノロジーの動向を知らないことが大きな
リスクになってしまいますからね。

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