助成金ビジネスにおいて私たちが大事にしていること。
それは、「受給環境の整備」です。
助成金受給環境整備アドバイザー協会とは?
http://supervisor-ex.com/L71358/v527/3681
助成金を正しく活用するためには、受給環境が整備されている
ことが「最低限の条件」になります。
このポイントを外してしまうと、トラブルに巻き込まれてしまう
のです。
たとえば、新人社労士の多くは以下のようなトラブルを経験して
はずです。
成功報酬(後払い)で提案・契約をして、計画書の作成・届出を
しました。
助成金の要件に該当するように、就業規則等の改定・届出も行い
ました。
そして、助成金の対象となる施策(たとえば正社員への転換等)
を実施しました。
ここまでは非常に順調に業務が進んできました。
しかし、問題はここから先です。
その後、所定の期間(たとえば6ヵ月間)が経過して、いよいよ
支給申請をする段階がやってきます。
期限内(施策の完了日から2ヵ月間)に申請をするために、顧客に
必要書類(法定三帳簿等)の提出を求めます。
ここで、顧客から提出された書類を見て愕然とするのです。
・「タイムカード(出勤簿)」がない。あったとしても、すべて
「始業9:00」「就業18:00」と手書きで書かれている
・「賃金台帳」が整備されておらず給与明細書しかない
・賃金台帳に「残業時間」の記載がない
・「残業代」が正しく計算されていない(支払われていない)
・「労働条件通知書」が発行されていない
・「就業規則」が最新の法令に適合していない
これでは支給申請をすることができません。
顧客にそのことを伝えると、相手は烈火のごとく怒り出すのです。
『話が違うじゃないか!』
『絶対貰えるっていったじゃないか!』
『それを何とかするのがプロだろ!』
『どうやって責任を取ってくれるんだ!』
といった罵声を浴びせられた経験がある人も少なくないでしょう。
しかも、顧客との間に「紹介者」がいる場合には人間関係が絡み
ますから、さらに問題は大きくなってしまいます。
このような状況下では、「2つの選択肢」を迫られます。
選択肢1: 助成金の申請を断念する
選択肢2: 申請書類に”手心”を加える
もちろん、選択肢2は立派な「不正受給」です。
だから、絶対にやってはいけません。
したがって、助成金の申請を断念することになるわけですが、
そうなるとこれまでやってきた業務がすべて「水の泡」と
消えてしまうのです。
つまり、「タダ働き」ということです。
それだけではありません。
顧客とはトラブルを起こし、紹介者の顔まで潰してしまい、
信頼関係も人間関係もボロボロになってしまい、心に大きな
傷を負うことになります。
このような経験をした新人社労士は、
助成金の仕事なんて二度とやるもんか!
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と心に誓うのです。
そうやって助成金ビジネスから離れていってしまった新人社労士を
私は何人も知っています。
しかし、これは「助成金ビジネス」が悪いわけではありません。
助成金ビジネスの「やり方」が間違っていたのです。
私は、このような「不幸な社労士」がいなくなるようにしたいと
思っています。
そのためにも、助成金ビジネスの「やり方」を変える必要があると
考えているのです。
私たちと一緒に、「正しい助成金ビジネス」に取り組みませんか?
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