ビジネスとは、究極のところ、「顧客の役に立つこと」です。

どんな商品やサービスであっても、

 ・顧客の欲求を満たす(願望を実現する)

 ・顧客の悩みを解決する

のどちらかによって顧客の役に立っています。

 飲食店 → 空腹を満たす、会話を楽しむ

 コンビニ → 生活に必要なものを購入する(ないと困る)

 ファッション → オシャレをしたい

 スマホ → 情報収集、コミュニケーション

 IT企業 → 作業の効率化、経費削減

もちろん、その商品やサービスに顧客が求めている「価値」は、
購入する人ごとに違います。

たとえば、私たち社労士の顧問契約であっても、

 ・面倒な手続を代行してもらいたい

 ・労務管理を適正に行いたい

 ・助成金を獲得したい

 ・賃金制度、人事制度を整備したい

 ・労務トラブルを解決したい

 ・労基署の調査が入って困っている 

といったように、顧客が「期待」していることは、顧問先に
よって微妙に違っているはずです。

だから、もしかしたら、

 こちらが顧客に対して役に立っていると思っていることと
 顧客があなたに感じている価値はズレている

かもしれません。

たとえば、こちらは労務管理の専門知識を提供するのが顧客の
役に立っていると思っていても、

顧問先にしてみると、毎月訪問をしてくれて、社長の話し相手
になってくれていることに価値を感じているかもしれません。

これってマズイと思いませんか?

でも、別の見方をすると、ここに大きなチャンスがあるとも
考えることができるのです。

なぜなら、自分では気づいていないことに「価値」があるのなら、
それがあなたの強力な「武器」になる可能性が高いからです。

ただ、自分の「強み」というのは、自分ではなかなか気づけない
ものです。

そこで、ぜひ一度、顧問先に聞いてみて下さい。

 「なぜ、私と顧問契約をしてくれたんですか?」

 「当事務所のどんなサービスが役に立っていますか?」

 「他に提供して欲しいサービスはありませんか?」

ところが、顧問先にこの質問をするには勇気が必要です。

特に、顧問契約をしているものの、毎月請求書を送っている
だけで、何もサービスの提供をしていない人にとっては、
契約を解除されてしまうリスクもあるでしょう。

でもまぁ、それも仕方がないことです。

顧問料は「何かあった時の安心料」だと勘違いをしている人が
多いみたいですが、今はもうそんな時代ではありませんよ。

ヤクザの「みかじめ料」じゃないんですから(笑)。

ビジネスとは、「価値」と「価値」の交換です。

顧客に価値を提供していないのに、報酬だけを受け取るような
ビジネスは成立しません。

そんな顧問契約は、遅かれ早かれ契約解除になる運命です。

さて、あなたが顧客に提供している「価値」は何ですか?

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