労働力人口の減少を受けて、人材の確保・定着に頭を悩ませて
いる企業が増えています。

若手社員の3人に1人が辞めるなど、離職率の上昇と人材不足が
深刻化しており、「ヒト」の問題が経営の最重要課題の一つに
なっている企業も少なくありません。

ここに大きなビジネスチャンスがあります。

人材を確保するために、初任給を引き上げたり、福利厚生を
充実させる企業も見受けられますが、本当にそれで良いので
しょうか?

実は今、人事の世界で注目されているキーワードとして

 エンゲージメント(engagement)
 ~~~~~~~~~~~~~~

という言葉があります。

エンゲージメントとは、直訳すると「約束」や「契約」を意味
します。

身近なところでは、エンゲージリング(婚約指輪)というのが
ありますよね。

最近では、SNSにおけるユーザーと運営側の繋がりを測る指標
として用いられることも多く、ニュアンスとしては「絆」や
「繋がり」に近いかもしれません。

このように考えると、エンゲージメントとは、

 社員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」を表すもの

と解釈されます、

しかし、より踏み込んだ考え方としては、

 個人と組織が一体となり、双方の成長に貢献し合う関係

と考えることもできるでしょう。

つまり、会社と社員がお互いに貢献し合えるような関係を構築
すること重要だということです。

 「個人の成長や働きがいを高めることは企業価値を高める」

 「企業の成長が個人の成長や働きがいを高める」

という考え方が社内に浸透し、会社も社員もそれを実感できれば、
個人と組織がエンゲージメントされている環境といえるでしょう。

なので、エンゲージメントを高めるには会社は個人の仕事の志向に
沿った環境や機会の提供を行う必要があるのです。

さらに、多様性や価値観を共有し、個々の社員が何をしたいか、
どうなりたいかを「対話」することが、エンゲージメントの高い
組織を実現する上でとても重要だと言われています。

エンゲージメント(信頼関係を前提とした組織への帰属意識の強化)
を向上させることで、優秀な人材を集め、離職を防ぎ、組織力の
強化と業績向上の効果が期待できるということから、企業の人事
戦略としても大変注目されています。

ところで、このエンゲージメントと似たような指標に社員満足度
というものがあります。

「エンゲージメント」と「社員満足度」は何が違うのでしょうか?

社員満足度は、あくまで

 「社員が所属する会社(組織)に満足しているかどうか?」

を測る指標であり、従業員満足度を高めたとしても、必ずしも企業の
業績アップにはつながりません。

しかし、エンゲージメントの向上は、企業と従業員の間に信頼関係を
構築できるだけでなく、従業員のモチベーションが高く保たれるため、
企業の業績アップにつながりやすいのです。

また、社員満足度とエンゲージメントは、それぞれ着目する視点が
違います。

社員満足度は、社員の「所属する会社(組織)への満足度」に着目します。
一方、エンゲージメントは社員の「所属する会社への愛着心」です。

会社への愛着心の強い社員は、熱意をもって日々の業務に取り組むことが
できるため、個人の成長はもちろん、組織力の強化にもつながるのです。

では、社員のエンゲージメントを高めるためにはどうすればよいのでしょう?

エンゲージメントは企業理念やビジョンの明確化、ワークライフバランス
の推進、適切な人事評価制度の導入、社内コミュニケーションの活性化
などによって向上できるといわれています。

ということは・・・。

そうです、「働き方改革」ですよ!

つまり、「働き方改革」とは社員のエンゲージメントを高め、企業の
業績アップにつなげるための人事施策ということです。

「働き方改革」が一過性のブームで終わらないと断言できるのは、
このような背景(理由)があるからです。

さらに詳しい内容については、こちらのセミナーでお伝えします。

 働き方改革をテーマに高単価コンサルメニューを作る方法
 http://supervisor-ex.com/L71358/v527/4331

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