社労士ビジネスの最大の魅力は、なんと言っても顧問契約を獲得
することができることです。

月額5万円の顧問契約を20件獲得できれば、毎月100万円の安定
収入を得ることができます。

その20社とだけ信頼関係を築き、長いお付き合いをしていれば、
新規の顧客開拓をする必要がありません。

そもそも、営業があまり得意でないので顧問契約型のビジネスが
できる社労士資格を目指した、という人も多いと思います。

それでも、真面目に誠実に仕事をしていれば、年に5件位は紹介
によって新規の顧客も増えてくるものです。

だから、社労士で開業するのであれば、顧問契約を中心とした
ビジネス展開をするべきなのです。

これが今の私の、社労士ビジネスに対する偽りなき考え方です。

しかし、私は開業してからの約15年間は、まったく顧問契約を
取らずに事業展開をしてきました。

理由は色々とあったのですが、一番の理由は顧問契約を中心に
した事務所経営では、「自分にとって必要な収入」を得ること
ができないと判断したからです。

正直に告白します。
開業当初の私は、かなり金銭的に追い込まれていました。

とある事情から、生活をするためには最低でも毎月150万円の
売上をあげる必要があったのです。

この金額を顧問契約だけで稼ぐことは不可能に思えました。

だって、月額3万円の顧問契約を50件獲得しなければならない
わけですからね。

月額5万円の顧問契約だとしても30件必要になります。

もちろん、頑張れば達成できない件数ではありませんが、
そこに到達するまでには少なくても1年位の時間がかかって
しまいます。

それまでの間は赤字になりますので、資金繰りは益々厳しく
なってしまいます。

だから、私は顧問契約以外で売上を作る方法を選択せざるを
得なかったわけです。

過去の自分の苦労話をして私が何をお伝えしたいのかというと、

 あなたが目指すべきゴールによって、
 それを実現させるための手段(選択肢)は異なる

ということです。

目指すべきゴールというのは、何も売上だけではありません。
顧客数や顧客との付き合い方だってあります。

たとえば、助成金ビジネスを考えた場合、大きく分けて以下の
2つの方法があります。

1つはスポット契約をたくさん獲得して顧客リストを集めて、
そこから次の展開を狙うビジネスモデル。

このスタイルは、大量行動によって規模の拡大を目指すことに
なりますので、マーケティング力や営業力があることが前提に
なります。

もう1つは、助成金を見込客の獲得ツールとして位置づけて、
そこから顧問契約につなげるビジネスモデル。

こちらは、高額契約を獲得するためのコンテンツ力や提案力が
求められます。

もちろん、どちらが正しいということはありません。

しかし、あなたが最終的にどちらのモデルを目指しているのか
というゴールを明確にしなければ、採るべき戦略を決めることが
できません。

そして、このことは「開業する前に」考えておかなければならない
ことなのです。

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