このところ、社労士ビジネスに未来についてお伝えをしています。
誤解をしていただきたくないのですが、私は
社労士という資格の価値がなくなる
ということが言いたいわけではありません。
まったくその反対で、
これからは社労士の必要性や存在価値は高くなる
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と思っているのです。
しかし、そのためには、世の中の変化に合わせてビジネスの
やり方を変革しなければなりません。
これまで通りに手続業務を中心とした旧態依然とした事務所
経営をしていたのでは、残念ながら社労士ビジネスに未来は
ありません。
そのことは、私がこれまでも繰り返し述べてきました。
これは有名な話ですからあなたもご存知だと思いますが、
かつて隆盛をきわめていたアメリカの鉄道事業がなんで衰退
してしまったのでしょうか?
アメリカの鉄道事業が自動車や飛行機との競争に負けた理由
について、経営学者のセオドア・レビットは、
「鉄道は自らを輸送事業と考えるのではなく、
鉄道事業と考えてしまったために、
自分の顧客を他へ追いやってしまった。
なぜ、事業の定義を誤ったのかと言うと、
輸送を目的と考えずに鉄道を目的に考えて
しまったからだ。
すなわち、顧客中心ではなく製品中心であった」
と述べています。
これを社労士ビジネスに置き換えて考えてみて下さい。
社労士が自らを書類作成・提出代行者だと考えてしまうと、
自分の顧客を他へ追いやってしまうことになることがわかる
と思います。
書類の作成や提出代行業務はシステムに代替えされてしまう
からです。
では、これからの社労士はどうするべきなのでしょうか?
こちらの勉強会では、そんな話しをしたと思っています。