昨日は、セールス場面におけるプロセス設計についてお話を
しました。

助成金をフロントエンド商品にして、バックエンドで就業規則を
売るのであれば、助成金を売ってはいけないということです。

助成金はあくまでも手段であって、目的ではないからです。

本日は、助成金をフロントエンド商品にして、給与計算を受託する
方法について考えてみましょう。

こんな感じになります。

 『実は、今年度に入ってから助成金制度に大きな変更があり
  まして、書類の審査が非常に厳しくなっているんです』

 『特に、残業代の計算方法です』

 『ご存知の通り、残業代というのは、残業時間数に時間単価を
  掛けて計算します』

 『この時に問題になるのが時間単価でして、これは基本給に
  ほとんどすべての手当額を含めて計算しなければなりません』

 『家族手当や通勤手当など、法律で除外することが認められて
  いる手当以外はすべて含めなければならないのです。』

 『その時間単価に法定の割増率を掛けて残業単価を計算します』

 『また、残業時間数についても、タイムカードに打刻されている
  時間と合っているかをチェックされます』

 『このような方法で計算した残業代より実際に支払われている
  残業代が少ない場合には、法律違反(給与の未払い)になり
  ますので、過去6ヵ月間分の精算をしなければなりません』

 『そこで当事務所では、助成金を受託するにあたって、事前に
  給与計算診断をさせていただいております』

 『診断は無料ですが、いかがしましょうか?』

実は、これは昨日の就業規則のパターンとまったく同じです。

このようにして、必要な資料を入手して無料診断を行い、顧客の
問題点を指摘して、その解決策として給与計算サービスの提案を
します。

これまで自社の給与計算についてまったく問題を感じていなかった
経営者も、診断結果として具体的な問題を指摘され、かつその解決策
まで提案をされたら、真面目に検討をせざるを得ません。

しかも、こちらには「必殺のセールストーク」があります。

 『当事務所に給与計算の依頼をいただければ、助成金の申請も
  スムーズに行うことができますよ』

 『年間100万円の助成金を受給することができれば、給与計算を
  実質無料で外注できることになりますよね?』

セールストークのシナリオ設計について、あなたにもこれで理解を
していただけたと思います。

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