社労士の顧問契約のように、顧客にとってわかり難い商品を販売
する場合には、フロントエンド商品が不可欠です。
社労士にとっては助成金がフロントエンド商品になりますが、
そこからバックエンド商品(たとえば顧問契約)につなげることが
できない人がたくさんいます。
本来は顧問契約を獲得するために助成金の提案をしていたのに、
助成金の仕事だけしかできていない人のことです。
これは本当に危険なことなので、今すぐ止めてもらいたいと
思っています。
たとえば、スーパーのチラシには必ず目玉商品があります。
目玉商品というのは、来店を促すための戦略商品ですから、
場合によっては赤字で提供することもあるのです。
それでも、お客様が来店すれば他の商品も買ってくれるので、
トータルでは儲かるという考え方です。
つまり、スーパーの目玉商品はフロントエンド商品なのです。
しかし、来店したお客様が目玉商品しか買ってくれなかったら
どうなるでしょう?
赤字で商品を売り続けることになるのですから、いずれは倒産
してしまうことになります。
(そんなことは現実にはあり得ませんが・・・)
助成金をフロントエンド商品にしていながら、バックエンドの
顧問契約が獲得できない状態は、これと同じことです。
だから、
では、どうすればフロントエンド商品を上手に使いこなすことが
できるのでしょうか?
長くなりそうですので、この続きはまた来週。
それでは、よい週末をお過ごし下さい。