世の中が大きく変化している中で、
あなたの事務所も変わらなくちゃっ!
という話をしました。
ダーウィンの進化論ではありませんが、大きなもの、強いものが
生き残るのではなく
変化に対応したものだけが生き残る
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ことは、過去の歴史が証明しています。
これだけ変化の激しい時代にあっては、
現状維持=退化
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ともいえるでしょう。
では、これからの社労士事務所の経営はどのような方向で考えれば
よいのでしょうか?
私は、社労士事務所の方向性として”2つの軸”があると考えて
います。
1つは、”実務の軸”です。
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これは給与計算+手続業務をベースにして、そこにオプション
サービスを付加することで、高額顧問契約を獲得する戦略です。
オーソドックな方法ではありますが、とても堅実な方法です。
給与データを活用することで、
就業規則、賃金コンサル、労働時間改善コンサル、労務相談、
働き方改革コンサル、助成金顧問
などのビジネスに発展させることができます。
こちらの方向で事務所戦略を考える場合には、自分が提供する
サービス(実務)
そのために、私が考えたのが”人事決算書”
次に2つ目ですが、こちらは”経営の軸”になります。
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社労士だからといって、社会保険、労働保険、人事・
しか提供してはいけないということはありません。
そこを起点にしながらも、
を獲得する方法です。
たとえば、決算書を分析して、総額人件費や労働分配率などの指標
をもとに、収益を改善させるアドバイスをする。
社員を成長させて、会社の売上向上、業績アップの支援をする。
プライベートなことも含めて、社長の悩みの相談に乗る。
このようなポジションを取ることで、顧問単価をアップさせるのも
アリだと思っています。
イメージとしては50人以上の会社は前者、
戦略になる感じですね。
じゃあ、20~50名規模の会社はどうするのかって?
それは、ケース・バイ・ケースですから、事務所の経営者である
あなたが決めることです。