開業準備で一番大事なのは、目標を立てること。
適切な目標を立てるためには、理想の事務所をイメージする。
理想の事務所をイメージするために、ロールモデルを見つける。
事務所のコンセプトを作るためには、サービスメニューを考える。

ここまでお伝えしてきました。

ここまでの作業を通じてあなたは、

社労士として開業したら何をやるのか?
あるいは、何をやりたいのか? 何をやりたくないのか?
今すぐ、できることはなにか?
今すぐ、やるべきことは何か?

ということが、少しずつ明確になってきていると思います。
まずは、この感覚を持つことがとても大事なことなのです。

この感覚を持つためには、サービスメニュー20個のリストアップ
を必ず手書きで行うことです。

手書きで行うことにより、身体感覚と脳細胞がつながり、心に深く
刻まれるという効果があるからです。

パソコンでタイプするだけですと、どうしてもイメージの力を
活用することが難しくなってしまいます。

さて、ここからが重要なのですが、あなたがリストアップした
社労士のサービスメニューを分類して行きます。

分類の方法には、次の切り口を使います。

Will・・・やりたいこと(やりたくないこと)

Can・・・できること(できないこと)

Must・・・やるべきこと(やるべきでないこと)

これはキャリアを考える時などに使われ有名なフレームです。

自分のキャリアを考える際に、この3つの輪が重なる部分で
仕事をすると高いパフォーマンスを発揮できるというものです。

ただし、この3つの視点には優先順位があるのです。
特に、社労士で開業する場合にはこの優先順位が重要です。

なぜなら、自分がやりたいこと(Will)が顧客から求められて
いない(Mustでない)場合には、ビジネスにならないからです。

あのドラッガー教授も、

『組織として成果をあげるためには、
Must → Can → Will の順番を間違えてはいけない』

みたいなことを言っています。

ですから、私としても『Must』つまり

やるべきこと = 顧客から求められていること

に注力することをお勧めしています。

そこで、あなたがリストアップした20個のサービスメニューを
以下の7つに分類してみて下さい。

(1)やるべき、できる、やりたい

(2)やるべき、できる、やりたくない

(3)やるべき、できない、やりたい

(4)やるべき、できない、やりたくない

(5)やるべきでない、できる、やりたい

(6)やるべきでない、できる、やりたくない

(7)やるべきでない、できない、やりたくない

このように分類をして、(1)に該当するものが見つかれば、
それがあなたが提供すべきサービスになります。

そのサービス内容をもとに、事務所のコンセプトを作ることに
なります。

(1)に該当するものがなければ、(2)の中から見つけます。
それでもダメなら、(3)(4)の順番で作業を行います。

しかし、開業当初に選択できるのはここまでとなります。

なぜなら、『やるべきでない』サービスというのは顧客ニーズ
が低いわけですから、ビジネスにならないからです。

特に注意が必要なのは、(5)のサービスです。

あなたができることで、やりたいことではありますが、
顧客ニーズがないサービス。

このサービスにこだわってしまうと、かなり苦労をすることに
なってしまいます。

たとえば、『不当に解雇された労働者を支援するサービス』
というのは、社労士の知識があれば『できる』と思いますし、
あなたが『やりたい』仕事かもしれません。

しかし、残念ながらこのサービスをビジネスにするのは難しい
でしょう。

なぜなら、このサービスは主として弁護士の仕事になるので、
社労士には『求められていない』からです。

一方、助成金サービスというのは、あなたが『やりたい』仕事
ではないかもしれませんが、顧客からは『求められている』
サービスです。

だとしたら、開業当初は助成金サービスを選択するべきなの
です。

このように、社労士で開業する当初は、自分のできること、
やりたいことはいったん横に置き、顧客に求められている
サービスに集中することが大事になります。

ところで、自分が提供しようとしているサービスが、顧客に
求められるているのかどうかわからない、という人も多い
と思います。

そんな方は、ぜひ開業準備セミナーにご参加下さい。
社労士開業18年目の私が、的確なアドバイスをさせていただきます。

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失敗しない社労士開業準備のステップ
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<ステップ1> 開業する理由(目的)を明確にする

<ステップ2> 理想の事務所をイメージする

<ステップ3> 先輩社労士(ロールモデル)を見つける

<ステップ4> サービスメニューを20個考える

<ステップ5> 取り組むべきサービスを見極める

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